読んだ本の感想 - ブリブリモンキーの冒険
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No.6 通の道一本道 著・今川泰宏


お疲れさまです。
時間で計算されるお仕事は、労働者にとって不利益だなと最近、思います。
ギュッと固まっていれば、お休みも多いのですが、バラまかれると損した気分です。
しかも、数字で見れば働いていないと言われるのが、カライ!フ~です。

さて、今回の本は「今川泰宏の通の道一本道」です。
今川泰宏て誰?と思いますが、懐かしのアニメ「ミスター味っ子」の監督です。
しかも、NEW TYPE誌面に記載されたショート・コラムを集めた本です。

読んで行くと、食べ物のコラムなのですが、何かカオスに毒されているような無いような・・・。
連続徹夜している時のどうでも良い事に、突っ込んでしまうノリです。
その辺は、いつの時代も同じだと思います。

この頃のNEW TYPEを読んで見たかったです。
子供の頃、見ていたアニメの監督は、どんな事を考えて作っていたのか?
作者の意図している表現方法とかに興味があります。

今川泰宏の通の道一本道 著・今川泰宏


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No.5 ダブルダウン勘九郎 トリプルプレイ助悪郎 著・西尾維新


お疲れさまです。
今年は年60冊を目指すべく、何とか月5冊ペースを維持したいと思っています。
といってもこの所、本をゆっくり読む時間が無い。どうやって捻り出すか考え中です。

さて、引き続き2冊目「ダブルダウン勘九郎 トリプルプレイ助悪郎」です。

手に取って読みたくなくなる本No.1は、文章の構成。
ページを捲った瞬間、文字で埋め尽くされていて、六法全書かと突っ込みを入れたくなります。
では、この本はというと。まさに、嫌な本です。

久しぶりに西尾維新の本を読みましたが、そういえばこんな著者だったなと思い出しました。
やたらと遠回しに書くと言いますか、本題に近づけない。いったい何が言いたいのと?
慣れるまで10ページくらい必要でした。
しかし、慣れてしまえばこっちの物。真っ黒な文字の羅列が躍動するようにストーリーが展開。
読んでいて面白くなります。

タイトルの通り「ダブルダウン勘九郎」と「トリプルプレイ助悪郎」の2本だて。
同じなのは、日本探偵倶楽部が絡む事件という所。そして、2作とも本格ミステリーです。
一読した後、もう一度読み直すと確かに読者にヒントが与えられている。

実際、ミステリーが解けたかと言うと、残念なことに最終ページを読むまで解らなかった口ですが、
なかなかカッコいい言葉を言っています。特に「ダブルダウン勘九郎」。
「どいつにしろ頑張って働いている人間ってのはどっか格好いいもんなんだ」
このカッコいいと言うフレーズが所々出て来て、「俺も頑張らなきゃな」と思っちまいました。

ただ、「トリプルプレイ助悪郎」は、読みを終えても?でした。
今イチ、理屈が良く解らなかった。
これだけは、解説をどなたかにお願いしたい所です。

No.4 脳男 著・首藤瓜於


お疲れさまです。
寒いですが、この頃思い出したようにクシャミが止まりません。花粉症です。
春が近づいて来たと喜ぶべきか、悲しむべきか悩ましい日々です。

さて、今回の本は「脳男」です。
第46回江戸川乱歩賞受賞作品です。

江戸川乱歩の名前が出て来たので、江戸川乱歩について思う所を書いてみようと思います。
江戸川乱歩は中々変態な作者だと思います。
作品の中で出て来る「人間椅子」なんかは、
子供の頃のかくれんぼで、バレないようにしながらでも見ちまう気持ちを、思い出しちまいます。
それを堂々と書く所にすごみがあり、こういう作者は出て来ないのではないのかなと思います。
そんな訳で今更読み返すと、明智小五郎の解決方法やトリックよりも、
犯罪者の変質的行動に目を奪われちまいます。

脱線しましたが、この「脳男」は本格的ミステリー。
前半戦は過去の話かと思いきや、中盤からリアルタイムに物事が進み、
あれをあれをと言う間に読みを終わっています。結構、面白いです。

中でも警部の茶屋。身長190cm、体重120kg。
身近に似たような体系で同じような性格の人がいるので、リアリティがあります。
行動というか動作の表現なんかが、全く同じ。
こういう小説に出て来る主人公に近い人は大概、痩せている人なだけに新鮮です。

ぶっちゃけ詳しく書くとこの本は、ネタバレになっちまいます。
伏線やどんでん返しのオンパレードですので、それは読んでからのお楽しみ。
オススメです。

N0.3 弟切草 著・長坂 秀佳


お疲れさまです。
仕事上のミスで頭の中には、「辞表」の二文字が点滅・・・。
悪運が強いのか、ミラクル逆転サヨナラ満塁ホームランを放ち、帰還しました。
本当に危なかった。今年一年分の運と世間の冷たさを知った昨日です。

さて、今回の本は「弟切草」です。
「弟切草」といえばチュンソフトの代名詞、サウンドノベルの第一弾です。
サウンドノベルシリーズは、思いで深いものばかりです。

まずは、「かまいたちの夜」。
ちょうど、プレステやセガサターンの32bitゲームが普及し始めた頃、
プレステを持っていなかった僕としては、面白そうなゲームは無いかと中古屋で見つけたゲーム。
真夜中に一人でゲームして、チビリそうになりながらも、ピンクのしおりまでは解決しました。
そこから10年後、
ネットの攻略ページでゴールドリボンの存在を知りDS版でコンプした覚えがあります。

次にであったソフトは「街」。
海外ドラマの24Hの一週間版かと思えば良いのかな。
複数の主人公たちが同時刻のイベントに絡んでいて意外な方向に話が進むストーリーが面白い作品です。
このゲームだけは、結構やりこんでいた気がします。
Will版が発売されていたようなので、気が向いたらまたやりたい作品です。

上のニ作品をやった後で、初代サウンドノベルSF版「弟切草」をやろうと買いました。
しかし、何分SF版。プレステに慣れちまった目には、画質が荒くキツい。
また、ランダムストーリーのため何処までコンプしたのか解らない?
ピンクのしおりを出すまで行ったか行かなかったで、あきらめたゲームです。

ただ「弟切草」。妙な怖さだけは覚えています。
途中イベント、車いすミイラ登場シーン。
デロデロの効果音が抜群で、解っちゃいるけど、毎回ビビってました。

そんな「弟切草」ですが、小説版はどうでしょうか?というと面白い。
ゲームシナリオライターの長坂秀佳が、書き下ろしで、ゲームの世界そのまま。
本を読んでいて、こんな場面もあったなの思い出しながら読んでいました。

本の読んで気付いたのが、映画が上映されていた事。
そんなものまであったのかと驚きです。そしてプレステ版「弟切草 蘇生編」。
あとがきでは、全くの新シナリオとか。やってみようか悩んじまいます。

ぜんぜん本の紹介ではありませんが、昔を思い出した本です。
弟切草 (角川ホラー文庫) (文庫)長坂 秀佳 (著)


No.2 包丁ざむらい 著・白石一郎


お疲れさまです。
今日はお休みでしたが、お引っ越しの準備で忙しかったです。
というのも、夜勤が多い仕事ですので、実家より職場に近い所へ移転することにしました。
それでも、同市内。意味ないじゃんと思いますが、結構これが大きい。
お願いだから、睡眠時間を下さいとお祈りしている所です。

さて、今回の本は「包丁ざむらい」です。

重役から隠居した十時半睡。
お城で起こる諸事情をどのように納めるのか。
そこが見所です。

水戸黄門のような切った張ったのチャンバラものでは無いです。
短編集で、題名の「包丁ざむらい」もその内の一編です。
読んでいて共感できた話は、「虫からの怨」です。

お話は、お侍の足軽に、君主の娘が恋愛してしまいます。
それを知った君主は、「この犬が」と詰問し晒ものにしてしまいます。
それ見ていた同僚の足軽たちが取った行動とは?

会社に努めるペイペイの僕としては、何だか同情してしまいます。
良き上司に巡り会えないと、この話のような出来事になりそうです。
良く覚えておこうと思います。

現代では、やたらとハイテクになり、人間関係も複雑な世の中となっています。
しかし、人間の本質は、至ってシンプルだと思います。
ですが、事が起こると納めなければならないです。
この納めかたは、時代劇であればある程、解りやすい。
人間が納得する方法は、結局の所、同じじゃないのかなと思います。