No.41 最良の日、最悪の日 著・小林 信彦 - ブリブリモンキーの冒険
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No.41 最良の日、最悪の日 著・小林 信彦


お疲れさまです。
今朝は何かと忙しかったです。その原因の一つが、電車の人身事故。
近頃やたらと出勤時間に電車が停まります。JRさん、どうにかならないでしょうか?

さて今回の本は「最良の日、最悪の日」です。
週刊文春の1999年分のエッセイ「人生は五十一から」をまとめたものです。
奇しくもこの冒頭に書かれているのは、六本木イルミネーションが中止になった年なんです。

99年とは、どんな年でしたでしょうか?

ざっと本から引用してみますと、
まず「古畑任三郎 vs SMAP」新春に放送。
時の首相はオブチ。2002年、サマータイム問題導入について協議。
「ケイゾク」の中谷美紀が、当たり役。見ていました。
クリントン大統領やブレア首相、NATOのユーゴ空爆。戦争を知らない子供たちの世代へ。
タイタニック後のディカプリオ。
ヒロスエ、早稲田入学と退学。
メグ・ライアンやジュリアロバーツ。
東海林村の核燃料工場での事故。
大島渚監督の「御法度」が上映。

読んでいて、そういえばこんな年だったなと思います。
今から十年前だと、まだ高校生だっけかな?
今思えば、日記なりブログをして記録を残しておけば良かったなと思います。

週刊誌といっても馬鹿にならないです。
99年にまとめられたエッセイを読むだけで、
その時に雰囲気、何に喜怒哀楽を表していたかが良くわかります。
十年後の自分が見て、この政策は可笑しいなと思う物もありました。
当時は誰も気付かなかった事に大の大人が真剣に考えたのかと、面白いです。

歴史の面以外にも、人生の哲学のような物が書かれています。
その一つが、大学での勉強について。著者も、大学の授業そっちのけで遊んだようです。
そんな彼が「人生、五十を過ぎた頃から効いてくる」と言う言葉に感銘を受けました。

僕は十代の頃、専門学校にでも行って早く働きたかった方です。
ですが、取りあえず大学へという意見に流され大学を受けました。
そして、その大学は思っていたもの違い過ぎて、今でも無意味な時間だと思っています。

この「五十を過ぎたら効いてくる」とは、どんな事なのか、まだ解りません。
いつか大学での無意味な時間が持つ意味を、理解できる時がくれば良いなと思います。
そんな訳で哀愁に浸ったこの本、オススメです。

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