No.24 理由 作・宮部 みゆき - ブリブリモンキーの冒険
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No.24 理由 作・宮部 みゆき


お疲れさまです。
最近は暑くなり、お出掛けする時間が増えたので、本をじっくり読む時間が作れません。
それでも、暇を見つけては、チマチマ読んでいます。

今回の本は、宮部みゆきの「理由」です。
ブックオフの¥105円コーナーを物色。
お給料が少ないので、出来るだけ分厚く読み応えのある有名な本を散策します。
目に留まったのが、この本です。

ストーリーは、殺人事件の後日談として書かれたルポ。
読み進めて行くうちに、全体像が浮かび上がり、真相がわかる仕組みです。
話の途中では、全く関係ないような専門用語が飛びますが、
それを理解する事で、なぜ殺人事件が起きたのかという詳細が理解できます。
それ故に、読んでる最中にあきてしまいますが、最後の一行にいつも新事実が記載されています。
そこが面白く、ついつい「どうなるのだろうか?」と読み進めてしまう本です。
作者「宮部みゆき」の凄い所だと思います。

さて、この本を読んでいて思ったのが、裁判員制度。
重要刑事事件にのみ一般市民が参加し、判決を審議すると言いますが、
リアルタイムで、事件の全容を把握するのは、難しいのでは?と思います。
この本に書かれている中に、マスコミによる誘導や先入観、また、見栄が捜査をかく乱しています。
読者である僕自身が、ミステリーの王道の一つのパターンとして認識していても、
現実に起こった場合、信じるのはマスコミによる報道が全てだと思います。
なぜなら、不要な情報が省かれている報道は、読み手として簡潔で解りやすいですから。
簡潔故に、選択肢が幅広くなりすぎて、
個人の常識というなの固定観念に縛られ、真実が見えなくなると思います。

真実は「ついつい読んであきてしまう部分が重要!」と訴えているような本です。

面白いですので、オススメです。

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